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論文

高輝度かつ高エネルギー分解能放射光を用いた表面化学反応ダイナミクスの解析

寺岡 有殿

電気学会技術報告, (970), p.10 - 15, 2004/07

Si(001)表面は酸素分子によって酸化される。温度とガス圧をパラメータとして酸化膜形成,SiO脱離,その共存と反応様式は変化する。本研究によって酸素分子の持つ並進運動エネルギーも表面化学反応に影響を与える重要なパラメータであることが明らかにされてきた。室温における酸素分子の並進運動エネルギー誘起酸化,1000K以上の高温におけるSiO脱離反応に対する並進運動エネルギーの影響,900Kから1000Kの温度領域におけるSiO脱離と酸化膜形成の共存の反応機構について解説した。

論文

超音速酸素分子線を用いたSi(001)表面の高温酸化過程における化学反応ダイナミクス

寺岡 有殿; 吉越 章隆; 盛谷 浩右

真空, 47(4), p.301 - 307, 2004/04

Si(001)と酸素分子の高温における酸化反応の並進運動エネルギー効果について最近の研究成果を解説する。SiO分子の脱離収率の温度依存性,酸素の吸着曲線、及びシリコンの化学結合状態が並進運動エネルギーで変化することを述べる。酸化膜形成とSiO脱離が共存する化学反応過程に対する並進運動エネルギーの効果を議論する。

論文

Coexistence of passive and active oxidation for O$$_{2}$$/Si(001) system observed by SiO mass spectrometry and synchrotron radiation photoemission spectroscopy

寺岡 有殿; 盛谷 浩右; 吉越 章隆

Applied Surface Science, 216(1-4), p.8 - 14, 2003/06

 被引用回数:6 パーセンタイル:35.59(Chemistry, Physical)

SPring-8のビームラインBL23SUに設置された表面反応分析装置を用いて、O$$_{2}$$/Si(001)表面反応系における表面酸化とSiO脱離が900Kから1000Kの表面温度範囲で共存することが見いだされた。SiOはおおむね1000K以上の温度で著しく大きな脱離収率を示す。脱離収率はO$$_{2}$$分子の運動エネルギーが大きいほど大きい。ところが、1000K以下では逆の傾向を示した。すなわち、運動エネルギーが小さいほどSiO脱離収率は大きい。Si(001)表面の酸素の吸着曲線をO-1s光電子強度で測定した結果、SiO脱離収率の結果と整合した。これらの事実から900Kから1000Kの表面温度範囲ではSi(001)表面の酸化とSiOの脱離が共存することが明らかとなった。

論文

Control of O$$_{2}$$ adsorption and SiO desorption by incident energy of O$$_{2}$$ molecules in the O$$_{2}$$/Si(001) surface reaction system

寺岡 有殿; 吉越 章隆; 盛谷 浩右

Atomic Collision Research in Japan, No.29, p.68 - 70, 2003/00

Si(001)表面の酸素分子による酸化反応には酸化膜の形成とSiO分子の脱離の二つの反応様式がある。われわれは酸素分子の並進運動エネルギーを変化させることによって、二つの反応様式を選択できることを見いだした。それに関する2002年の研究について報告する。

論文

Exchange of tritium implanted into oxide ceramics for protium by exposure to air vapors at room temperature

森田 健治*; 鈴木 宏規*; 曽田 一雄*; 岩原 弘育*; 中村 博文; 林 巧; 西 正孝

Journal of Nuclear Materials, 307-311(2), p.1461 - 1465, 2002/12

 被引用回数:2 パーセンタイル:16.96(Materials Science, Multidisciplinary)

原研と名古屋大学との協力研究に基づいて実施された酸化物セラミックス中に注入したトリチウムと大気中水蒸気の軽水素との同位体交換反応について報告する。実験は、まず、原研のイオン源により1試料あたり約7.4GBqの純トリチウムを注入した。トリチウム注入した試料を3グループに分け、それぞれ、大気(水分濃度約9000ppm),窒素ガス(水分濃度約100ppm),乾燥窒素(水分濃度0.01ppm以下)の環境に24時間曝露した後、0.5K/sec,1273Kまでの等速昇温脱離試験を実施した。試験の結果、水蒸気中の軽水素と材料表面に存在するトリチウムとの同位体交換反応が観察されるとともに、酸化物セラミックス中に打ち込まれたトリチウムは酸化物中の酸素原子と結合していることが明らかとなった。これらの結果をもとに、名古屋大学で考案された固体内水-水素同位体交換反応モデルに基づく解析を実施し、観察されたトリチウムの放出挙動との良い一致を得た。

論文

Adsorption and desorption characteristics of silver on the borosilicate glass surface

佐藤 忠

Radiochimica Acta, 46, p.101 - 108, 1989/00

希薄溶液からのホウケイ酸ガラス表面における銀の吸着、および脱着挙動を$$^{1}$$$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{m}$$Agをトレーサーとして用い調べた。酸性、中性溶液から銀イオンは、ガラスの酸処理により生成したガラス表面のシリカゲル層内にイオン交換反応により速やかに吸着される。アルカリ溶液中ではシリカゲル層の溶解のため銀の吸着は少ない。中性溶液からイオン交換吸着した銀の種々の溶液による脱着はシリカゲル層中の銀の拡散速度に支配される。拡散速度は銀の化学種、溶液温度、シリカゲル層の膨潤度に依存する。酸性におけるシリカゲル層の収縮のため、鉱酸による銀の脱着は非常に遅い。また銀と安定な錯体を作るイオンを含む溶液では、大きな錯イオンが拡散に関係するため銀の脱着は遅い。

報告書

Data Compilation for Particle Impact Desorption

押山 孝*; 永井 士郎; 小沢 国夫; 竹内 富士雄*

JAERI-M 84-094, 174 Pages, 1984/05

JAERI-M-84-094.pdf:2.41MB

電子・イオン及びフォトン衝撃による固体表面からの気体の脱着は核融合炉におけるプラズマ壁相互作用の重要な素過程の一つであり、種々の気体/固体表面の組合せに関するデータ収集が要請されている。本報告は上記脱着に関する1961年~1983年まで交換された文献を調査して、脱着断面積及び脱着収率については、入射電子エネルギー、固体表面温度及びガスの種類の関数として、グラフおよび数値表としてまとめてある。イオン及びフォトン衝撃による脱着に関する文献は付録として巻末に収録した。

報告書

Data Compilation for Radiation Effects on Hydrogen Recycle in Fusion Reactor Materials

小沢 国夫; 福島 公親*; 海老沢 克之*

JAERI-M 84-089, 139 Pages, 1984/05

JAERI-M-84-089.pdf:2.39MB

核融合炉のプラズマ・壁間で燃料粒子が交換される水素リサイクリング過程の研究として、第一壁候補材料に対する水素同位体の挙動に与える照射効果に関するデータを収集し下記の6項目の観点からまとめた。実験データは内容により(1)再放出(2)保持(保持量深さ分布、熱脱着分析)(3)透過(4)イオン衝撃による脱着に分類した。最初に各分野の研究を発表年代、研究機関、研究材料で整理し、研究活動の現状が概観できるようにまとめた。次に、それぞれの分類別に各実験研究の研究機関、著者、出典を示し実験データの図表を添付した。また、調査した文献を各分類ごとにリストアップした。

論文

Numerical model of radionuclide migration in geologic media

木村 英雄; 村岡 進

Journal of Nuclear Science and Technology, 20(6), p.503 - 510, 1983/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:44.31(Nuclear Science & Technology)

ダイレクト・シュミレーション法を用いた3次元放射性核種移行計算モデルの開発を行った。考慮した現象は、放射性壊変、地下水中における流れおよび拡散による移動、地層内での吸着および脱着である。本モデルでは、崩壊系列は、崩壊確率を用いた元素変換として表現される。また、粒子分布を平滑化する方法を採用した、これにより平滑化とともに正確な放射能インベントリーが得られる。単一地層における$$^{2}$$$$^{4}$$$$^{5}$$Cm系列および$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{4}$$U系列の移行計算を行い、INTRACOINにおける計算結果と比較して、十分良い結果が得られた。さらに、3層からなる地層における$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Np系列の移行計算を行い、その計算結果の検討をした。

論文

Discharge cleaning experiment in the JFT-2 tokamak with surface observation by AES

五明 由夫*; 田島 輝彦; 藤沢 登

J.Vac.Sci.Technol., 15(1), p.103 - 110, 1978/01

低トロイダル磁場でのトカマク放電による壁表面の清浄化効果を、放電特性の変化および壁表面、残留ガス種の変化を観察することにより、実験的に調べた。放電洗浄により、壁表面はリミターおよび壁材であるモリブデン、ステンレス要素、炭素、酸素、構成される平衡状態に達する。2500回の放電により、その平衡状態とともに、Zeff=4.5の安定で再現性のよいプラズマが得られた。壁表面サンプルには、前述と同様の要素のより構成される推積層が観察された。推積層厚さは、ベロー山位置サンプルの方が、それより3.4cmプラズマから遠ざかったサンプルに較べ、5~10倍厚い値であった。ここで調べた放電洗浄の効果とは、放電中の金属粒子の壁への推積と、放電休止期間中の残留ガス成分の壁への吸着とによって決定されると考えられる。

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